2月に入ってからが一番正確にわかるかな?
青色申告決算報告書って、会計ソフトから見たらすごいですね!日々の伝票を打ち込んでいくと収入がいくらで、経費がいくらでって、ちゃんとわかるんですよね!
(ワタシ初めての青色申告しますm(__)m
以前、自営業家庭の家計管理について、拙い頭で考えてみたのですが、決算報告書が完成したらすぐに次年度の家計管理準備に取り掛かろう!!
決算報告書から見るべき最初の大事な箇所は「所得金額」番号45番
この「所得金額」から何が決まるかと言いますと「来年度の国保の金額」が決まります。
国民年金の金額は毎年決まっています。
H28年度であれば「16,260×12」となります。
ご夫婦の場合、2倍になりますね。
例えば「所得金額」が200万円だったとします。
すると、札幌市の場合で40代のご夫婦とお子さん一人だとしますと
国保の保険料はおよそ年間433,620円かかります
(書いてて金額の多さに怖くなる( 一一)
この国保計算機はすべての自治体が使えると思います♪
会社勤めされてない場合は「給与収入」というところには空欄にしてください。自営業収入は「その他収入」となり、所得金額の入力となります。
ここまでで、国保と国民年金分の支出が大方決まりました。
(ほとんど差異はないかと思います)
所得税や住民税の税金はいくらになるだろう?
今度は税金の計算が必要になりますね!
その時はこちらの「税金計算ツール」を使いましょう♪
このサイトはブックマークおススメ♪
では行きましょう♪
ずーーっとスクロールしていくと下記の図のような計算機があります。
自営業なので一番最初に「個人事業主(自営業)等」のところにチェックを入れます。
社会保険料の年額というのは、
「H27年度に支払い終わった、国保と国民年金の金額の合計」です。
年末に、両方の「控除証明書」が届くはずですので、そちらの国保と国民年金分を足した数字を入力します。
今回は仮に「400,000円」としておきます♪
先ほど計算した「来年度分の国保や年金額」はこの計算ツールでは使いません。
あとは、総収入と所得金額を入力して、大事な「控除額入力」へ進みます。
まず入力の大事ポイント、地震保険や生命保険、配偶者控除、扶養控除に当てはまるお子さんがいれば、そちらも忘れずにチェックや金額の入力をしていきます。
生命保険や地震保険は、保険会社から「控除証明書」が届きますので、そちらは大事にとっておきましょう。証明書に書かれている数字のまま入力していけばOKです♪
自営業の方の要になってくるでありましょう、
「小規模共済」や「確定拠出年金」等の控除入力もお忘れなく!!
「小規模共済掛金控除」には、小規模共済の年間掛け金の合計と、確定拠出年金や国民年金基金の合計を2つ合わせて入力します。
上記は「小規模共済月40,000円、確定拠出年金月30,000円」かけていると仮定して、年間84万円を入力しました。
これら控除をすべてしっかり入力しますと「税金の額」がわかります☆彡
入力が終わったら上へちょこっとスクロールしてみると、
はい♪所得税と住民税の年額が決まりました~♪
自営業の場合「月割」はあまり関係ないと思いますので、
年額の16,500円+41,500円=58,000円の支出になります♪
これで「今年度の支出分」がだいたいわかりますので、すべて引き算していこう!
まず「所得金額」というのは、青色申告の場合、最大65万円が自動控除されていますので
所得金額に65万円を足した分が「売上」となります。
この控除金額は、帳簿のつけ方によって変わりますので、ご主人が全部やっている場合は、ご主人に確認してみてください。
上記例の場合、200万円+65万円=265万円が「手取り」となります。
そこから、H28年度引かれていく金額をどんどん引いていきます。
まず国保の433,620円、国民年金の(満額ならば)16260円×2で32520円×12=390,240円
税金の58,000円、
そして忘れてはいけないのが、小規模共済や確定拠出年金の分も「今の手取り」にはなりませんので、引いておきます。年額840,000円でしたね♪
265万円から上記の「支出」をすべて引いていきますと、
実質手取り年収は「928,160円」となり、
生活費としては、年間およそ92万円でやっていくことになります。
手取り年収「92万円」での生活は、まず難しいですよね。。
ですので、もう少し確定拠出年金等の金額を下げようか?
それでも難しければ、国民年金や、国保の免除条件に当てはまらないかを、役所に相談に行こう!
などの計画も立てることができます!
いつも4~5月になると、支出が多くてわけわからん。
と、「その時の月の売上」から家計管理していると、特に自営業の場合、非常に支出がつかみづらく、その場限りになってしまうと、特に国保や年金の未払いは非常に怖いですので、
やはり「年間単位でお金を管理」するやり方が一番いいのかな~。
と、今のところは思っています。